今日は市場で、愛媛産の活〆黒鯛(チヌ)を仕入れてきたシェフ。「食べたい」そんな私の祈りが通じたのか、シェフの口から「まかない鯛めしにしようカナ」と、夢の様な言葉が!はい、都合の良い事は地獄耳の様に聞こえてますよ〜。
最初は米を軽くピラフのように炒め、フュメドポワソン(魚のダシ汁)、香草、一度焼いた黒鯛をのっけて炊く事およそ20分。フフフ、いい香りがただよってきますよ〜。
さて、鯛めしのお供はフワフワ卵白即席スープ。卵白、アンチョビ、ツブ、パセリ、長ネギ、塩、水でチョチョイと作っていたのですが、味わい深いスープの完成。アンチョビは隠し味程度なんですが、いいダシが出てコクのある、鯛めしにぴったりなスープに仕上がりました。
さて主役の鯛めしですが、迫力満点!「いつもこんな、まかないを食べてます!って書きな」とシェフは言いますが、あまりに豪華すぎて「本当に食べていいの?」「いや、もう料理できてるから〜」と自問自答。
お味の方は、不味いはずがない!身がしっとりしていて繊細です。ライムを搾って食べても美味しいですッ。
「とまらない、とまらない」とおかわりを繰り返し、夕飯も兼ねる位の量を食べてしまいました。
いや〜、満腹満腹。
ごちそうさまでした。